いまさらながら、Kindle Fire HDを購入。使用目的は、タイトル通りマンガ用電子書籍リーダーです。

いまタブレット購入を考えると、以下のようなラインナップから選ぶことになるでしょう。

・Kindle Fire HD ¥15,800

・Nexus 7(2012) ¥19,980

・Nexus 7 (2013) ¥27,800

・MeMOPad ¥16,350~¥17,800

それに、32,000円くらいのiPad2やiPad mini。5万円強のiPad Retinaモデル。

現時点では値段差が大きすぎるため、Apple系は考慮しませんでした。iOS系はiPhoneがあるから、というのもあります。

同じく値段の問題でNexus 7 (2013)を却下、あえて旧モデルというのも気が乗らないなぁということで、MeMOPadとKindle Fire HDの一騎打ち。そこにKindle Fire HDの3,000円値下げキャンペーン(¥12,800)が来て、4,000円~5,000円差なら!とKindle Fire HDを選ぶことに。

4,000円差と考えると小さいようですが、3割~4割違うわけです。
そこそこのことには目を瞑りたくなりますよね。

電車のなかなどで、マンガを読むようになりました。

Kindle Fire HDについてよく言われるのが……

・Google Play非対応のためアプリが少ない

・分厚くて重い

ということ。

Google Play非対応については、やっぱりそこそこ残念ですね。アプリはあんまり使わないと割り切るか、何かいろいろやってアプリを入れるか……。豊富なアプリがほしくて、かつ“いろいろやる”のが面倒な人は、Kindle系を選ばないほうがいいでしょう。

とはいえ、マンガリーダーとして使う分には問題なし。

分厚くて重い方は、問題なし!とは言いにくいですね。長時間持ってると、腕が痛いです。

公称で395g。計ってみたらやや軽めに出ましたが、重量計の精度が悪いのかも。

MeMOPadなら302gで、かなりの差があります。正直、やや後悔しているポイント。

 

逆に思ったより良かったのは、液晶の発色。

あくまで個人の感想ですが……ほかの機種よりも暖色系で、紙というか色温度調整された液晶ディスプレイに近い発色。青っぽいほうが高精細に見えますが、マンガを読むならこの方がいいはず。

ただし、「紙とそん色ない」というレベルには達してません。線の細かいタッチは伝わってこないし、スクリーントーンが解像度不足でモアレているところも散見されます。

↑は、デジカメで撮ってさらに縮小しているので、モアレが強調されている面も。でも、実物でもモアレてることは間違いないです。

これが、画面解像度(ハード)のせいなのか、ファイルオーサリング(データ)のせいなのかは、イマイチハッキリせず。

フルHDのNexus7(2013)なら、ある程度解消されるのだろうか? いずれ調べてみたいところ。

Kindle Fire HDで読むマンガは、ざっくり言って文庫版のマンガと同レベル。
通常版のコミックスで読んだ方が楽しめるけど、利便性で勝るという点も似てますね。

そんなわけでマンガリーダーとしてのKindle Fire HDは、

・色味は(たぶん他より)良い

・解像度に不満があり、文庫版マンガくらいの感動度

・やや重い

・他より安い

といったところ。

他機種と比較検証してないため、ヌルい結論で申し訳ない!