ゲームラボは言わずもがなゲーム雑誌にカテゴライズされます。
となると当たり前ですが、書店様ではゲーム雑誌コーナーに並べていただくことになるわけです。
自分たちで作っている雑誌ながら、独特なオーラを放っているなと思わされることがしばしば。
それは何故かって? だって、表紙が異様なんですもん!

読者様からも「あの表紙って何なんですか?」といったご質問をいただくことがあります。
(正直に言えば「表紙が気持ち悪い」といった直截なご意見をいただくこともあったりなかったり……)
ゲームラボの表紙イラストを手がけてくださっているのが、イラストレーターの三輪滋さんです。
ゲーム雑誌にかぎらず、表紙にイラストを使っている雑誌はたくさんあるとは思いますが、2013年現在、そのほとんどはデジタル絵を使っているんじゃないでしょうか?
ということはすなわち、ゲームラボ表紙絵はアナログ絵だったりするんです。

先日、来年のリニューアルに向けた打ち合わせをするため、三輪さんのアトリエにお邪魔をしてきました。

まさに1月号の表紙イラストの制作作業中のタイミングで、事前に送られていたラフイラストへの彩色の準備が行われていました。

ちなみに、三輪さんはゲームラボの表紙制作を楽しんで行ってくださっているそうで、毎回たくさんのラフイラストを作ってくださっているとのこと。

今回の打ち合わせ時、そうした習作を見せていただけました。

さてさて、今回の打ち合わせで行ったリニューアルプランニングは、2014年4月号でお目見え予定。

三輪さんが楽しんでゲームラボ表紙を作ってくださるのと同様に、われわれ編集部員も楽しみつつ、そして読者の皆さまに楽しんでいただける記事作りを心がけていきますので、楽しみにしてくださいね!

 

オマケ

ちなみに、2010年4月号から2012年5月号までの2年1か月は、別のイラストレーターさんがゲームラボの表紙を担当してくださっていましたが、三輪さんには1996年4月号から2010年3月号、そして2012年6月号から現在までという超長期間ご担当をいただいています。

その記念すべき第1回のイラストがこちら。

今とはタッチがまったく異なりますね。

なお、当初は必ずゲームハードをイラストに入れ込むというのがお約束だったそうです。

手描きの『リッジレーサーレボリューション』のディスクというのもなかなか味わいぶかいものですね。

また機会があったら15年にもわたる三輪コレクションの中から、傑作のイラストを紹介したいと思います。