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2012年6月号まで、連載「萌える!CG教室」の講師を担当していただいていたrefeiaさんが、東洋美術学校に非常勤講師として就任されました。

そしてなんと! 『萌え絵の教科書』および『萌え絵の教科書 応用編』を教科書として利用していただけるとのことです! これで名実ともに「教科書」となったわけですよ!


https://twitter.com/refeia/status/319044197627854848
 

 
https://twitter.com/refeia/status/319044612075446274
 

 

refeiaさんも、twitter上でこんな告知?をなさってましたので、ご存じの方も多いかと思います。

 
https://twitter.com/refeia/status/319044465773916160
 

 

さっそく先生らしく、青少年健全育成に関する問題提起も……。無事をお祈りしております。

 

それはさておき、この『萌え絵の教科書』『萌え絵の教科書 応用編』は、「月刊ゲームラボ」の連載「萌える!CG教室」に増補加筆してまとめたもの。

2年以上続いた連載を2冊にまとめたということで、1冊につき約1年かけて作ったことになります。それだけに描き下しでは実現が難しい、濃い内容になったと思っています。

まず単純に1冊に付きカラーイラスト12枚以上という時点で、コスト的にムリです。

もちろん内容についても、毎月「線画」「彩色」「練習方法」など様々なテーマと格闘していただき、それぞれ考え抜いて書いていただきました。

(スタート時には「イラストレーター様に文章までマルっとお任せで大丈夫か?」などと思ってましたが、毎月しっかり練られた原稿をいただき、圧倒されておりました)

 

その成果であるこの2冊は、「refeiaさんと同じ絵柄で描けるようになる本」ではなく、

・なぜこう描くのか? なぜそうするとかわいく見えるのか? を論理立てて分析した本

・「自分なりの萌え」を創り出すために考え抜いておくべきポイントを教える本

になっています。

「萌え」というのは形がない、そして流行とともにうつろいがちなモノに、正面から向き合った本というわけです。

連載中も、原稿が遅れたことがない! ……とは言いませんが、どんなに修羅場でも手抜きのない講座をしていたrefeiaさん。そんな真面目で真摯な人の授業ですから、すばらしい内容になるに違いないですね!

私個人としても、もう少し余裕がある毎日なら受講したいところなのですが……、ろくに予習復習もできずそもそもイラストレーターになる気もない人間がもぐりこんでも失礼でしょう。

refeiaさんが非常勤講師を務める東洋美術学校、イラストレーション科コミックコースの情報は以下から。

【授業】イラストレーターrefeia氏の『萌えキャラデザイン』が5月より開講します。

それでは、本当に教科書になった『萌え絵の教科書』『萌え絵の教科書 応用編』を、今後ともよろしくお願いします!

 

なお、「月刊ゲームラボ」の連載「萌える!CG教室」はまだまだ続いており、現在は6U☆さんが講師を務めていただいております。

こちらもrefeiaさんに続き、毎月しっかりした原稿をいただいております。

その精緻な描き込みや華麗で幻想的なエフェクトがどのように描かれているのか、多数の図を使いながらわかりやすく解説されており、refeiaさん時代とはまた違った魅力がある連載になってますので、ぜひ読んでみてください。

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『萌え絵の教科書』

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『萌え絵の教科書 応用編』