10月に「ガンダムビルドファイターズ」が始まるから……というわけでもないんですが、「ニッパーでランナー切りまくりたい!」「カッターでプラスチック削りたい!」という気分になり、ひさびさにガンプラを組んでみました。

と言っても、本当にただパチパチ組んだだけの「素組み」です。それでもこれだけそれっぽくなるのだから、最近のモデルは良くできています。

今回選んだのは、「機動戦士ガンダム00」から「HG 1/144 MSJ-06II-SP ティエレンタオツー」と、「HG 1/144 SVMS-01E グラハム・エーカー専用 ユニオンフラッグカスタム」。

このピンクなティエレンタオツーは、ソーマ・ピーリス専用機ですね。ソーマの趣味でかわいくデコられてしまったのか、セルゲイさんのゆがんだ親心が反映されたのか、兵器らしからぬカラーリング。それでいて、シルエットはゴツゴツマッチョな無骨さ加減。すばらしいデザインだと思います。

再現度はほぼ完璧では? また、組んでいてとても気持ちいいモデルです。曲線の接合面も吸い付くようにピッタリはまり、関節もしっかり曲がりしっかり留まります。HGとしてはボリューム感があってお得な気分になれるのも良し。

後姿もマッチョです。

両肩のシールド兼スラスターは、翼のように伸ばすこともできます。


ユニオンフラッグカスタムは、細くてシャープなシルエットで武器らしい魅力があります。ただ脚が細いため、やや不安定ですね。空中戦のイメージが強いMSですし、アクションベース2で飾るのがよさそう。

キットとしてはパーツ数が少なめで、短時間で組めるのもいいところ。

そしてさらに、こいつは変形機構持ちです。ボディを折りたたんで、ライフルを前面に取り付ければ飛行形態&高速飛行形態に。パーツの差し替えも不要です。