4 6月
AKGのK701は、音質に定評があるヘッドホン。アニメ「けいおん!」で秋山澪が使用していたことから一躍人気になった製品ですね。オタ層には、所持者が多いのでは?
しかし、この製品にはちょっとした欠点があるのです……。
それは、長く装着していると猛烈に頭が痛くなること! 頭頂部にキリキリきます。
その原因となっているのがコイツ。
ヘッドバンドのコブであります。おそらくクッションとして付けられているのでしょうが、なかなかの難物。
コブ部分が頭頂部に「点」で当たるため、テキメンに頭が痛くなります(もちろん、平気な人も多いと思います)。
これで長時間ゲームをプレイするのはキツイところ。そこで、頭頂部が痛くならないように改良法を考えてみました。
頭頂部に優しい、長時間使っても痛くならないヘッドホンと言えば、何といってもオーディオテクニカ製品。
このウィングサポート方式は神! 何せヘッドバンドが左右に分かれていて頭頂部に触れないわけで、痛くなりようがない(上の画像は、ちょっと前に終売となった名器ATH-A500)。
つまり、K701にウィングサポートの機能を追加すればいいわけです。
このアイデアを基に試行錯誤を繰り返し……。
………
……
…
ついに完成したのがコレ! K701疑似ウィングサポートシステムだ!
え? ショボい? ……そうですね。
でも、頭頂部は痛くなりません。
両サイドにクッション性があるものを巻きつけて、頭頂部に触れず側頭部で支えるようにしているわけです。
見た目はカッコ悪いけど、付けてしまえば自分には見えないし、これでいいんです。
なお、巻きつけてあるのは「ポパイ ズボンバンド」という製品。
自転車に乗るときにズボンのスソを留めて、チェーンに巻き込まれないようにするためのものですね。
「自転車 スソ バンド」などで検索すれば同種の製品がいっぱい出てきます。たぶん、他の製品でも大差ないかと。
この疑似ウィングサポートシステムですが、もちろん他のヘッドホンにも応用可能です。
たとえば……
鮮烈な音とダサかっこいい見た目で人気のDJ1PRO。これも頭頂部が痛くなりがちですが、バンドを巻いてやれば軽減できます。
この製品に限らず、ULTRASONE製のヘッドホンの多くは同じヘッドバンドが採用されているので、効果があるでしょう。
ULTRASONEヘッドバンドも頭頂部にだけクッションが付いてて、逆に頭が痛くなりやすいんですよね。
ヘッドホン頭痛にお困りの方は、ぜひお試しあれ!
ヘッドバンドのサイドにタオルなどを当てて使ってみれば、効果があるかどうか分かると思いますよ!
"ヘッドホン(AKG K701)で頭が痛くならないテクニック" に 1 件のコメントがあります
最近、人生初のヘッドフォンであるAKGのQ701を購入しました。小心者の私はお店では短い時間(それでも連続15分以上)しか視聴出来なかったのですが、その時点では頭頂部にはそれほどダメージはなかったのです安心していました。しかし、いざ自宅で長時間このヘッドフォンを使ってみて初めてこのヘッドバンドのコブ状の凹凸の痛みを体験することとなりました。ネットで検索するとこの凹凸の対処の仕方が沢山で出てきますが、失敗したら後戻り出来ない方法等どれも実行に移す気がしないものばかりでした。そんな中見つけたのがこちらのサイトでした。「擬似ウィングサポート化」。これはいいですね。たとえ自分に合わなくてもバンドを外せば元の状態に戻るだけだし、何よりもオーディオテクニカのウイングサポートは私も好感を持っていました。AKGとオーディオテクニカが提携してQ701にウイングサポートを採用したヘッドフォンを出してくれるのが私の理想なのですが、さすがにそれはあり得ません。この「擬似ウイングサポート化」ならばお手軽に実現出来そうですね。今度試してみようと思います。
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